地酒の特徴(近畿・中国地方)

最後に近畿地方と関西地方の地酒の特徴を紹介します。
四国・九州地方の地酒については機会があれば更新したいと思っております。

近畿地方の地酒

1.滋賀県の地酒
近江米の産地として有名です。
ソフトな飲み口で豊潤な味わいの純米酒が特徴的です。
2.奈良県の地酒
奈良県は日本最古の銘醸地で、僧房酒である「菩提泉」が有名です。
淡麗な味わいを持ちソフトな甘口の日本酒です。
3.和歌山県の地酒
温暖な気候のため、旨みとコクの強い濃酵なタイプの日本酒が多いです。
4.京都府の地酒
盆地特有の気候と良質な原料米・水源を利用して、優しく繊細な旨みを持つ日本酒が造られています。
伏見の女酒として親しまれてきました。
5.大阪の地酒
大阪の日本酒はスッキリとしたクセが少ない中辛口タイプが多い傾向にあります。
6.兵庫県の地酒
全国一の銘醸地で、寒冷な風邪が吹く六甲おろしによって醸造に適した地域です。
醸造所数が約130とあり、その半分を占める灘では「男酒」と呼ばれる濃醇で辛口な日本酒が特徴です。

中国地方の地酒

1.岡山県の地酒
醸造所は備前、備中、美作に分布し、淡麗でソフトな飲み口の良いタイプの日本酒が造られています。
2.鳥取県の地酒
日本海からの寒波と大山からの雪解け水によって酒造りに適した地域です。
醸造所は約25軒あり、主に爽やかな淡麗辛口の日本酒が特徴的です。
3.島根県の地酒
酒造りに適した寒冷な気候と豊かな水源を活かして、濃醇で旨味の多い甘辛中庸の日本酒が多いです。
4.広島県の地酒
醸造所は約90あり、主に備後と安芸地域に分布しています。
軟水醸造法で造られた日本酒は、濃醇で飲み口の柔らかい甘口タイプの日本酒が多いです。
5.山口県の地酒
濃醇で甘口タイプの日本酒から、最近は淡麗で軽快な日本酒が造られています。